「ねえ、これ熱くないかな?俺の手首、熱さ麻痺してきたんだけど」
夜中のミルク作りあるあるですね。
夫にお願いしたのはいいけれど、何度も確認を求められ、結局私がチェックする。
あるいは、出来上がったミルクを赤ちゃんが飲まなくて、「ぬるすぎだよ!」と私が怒る。
「なんでこれくらいのことができないの?」
そう思っていませんか?
待ってください。夫を責めないでください。
悪いのは夫ではなく、「70度で溶かして40度にする」という、理科の実験のような高難易度ミッションです。
慣れているママにとっては感覚で分かりますが、たまにやる夫にとっては、これは「勘」に頼るギャンブルなのです。
結論、感覚に頼る道具(ケトル)を捨て、数値で管理された道具(ウォーターサーバー)を使ってください。
「誰がやっても100点になる環境」を作ること。それが、夫婦喧嘩を減らす唯一の方法です。
【結論】「オレの適温」を信じるな、機械を信じろ
提案:温度調整を「自動化」する
ウォーターサーバーは、
・お湯:約70〜75度(調乳モード時)
・冷水:約5〜10度
これが常に出ます。
つまり、
「お湯○mlに対して、冷水△mlを入れる」という比率さえ決まっていれば、誰が作っても同じ温度(約40度)になります。
理由:男性は「感覚」より「数値」が得意だから
「人肌くらい」「ちょっと温かめ」
こういう料理用語のような指示は、男性を混乱させます。
「お湯80ml、水120ml。以上。」
この指示なら、彼らは完璧にこなします。
サーバーは、ミルク作りを「料理(感覚)」から「調合(科学)」に変えてくれるのです。
証拠:私の夫の失敗率
- ケトル時代: 3回に1回は失敗(熱すぎて冷ますのに5分追加、またはぬるすぎて作り直し)。
- サーバー時代: 失敗ゼロ。なぜなら、ボタンを押す量(目盛り)を合わせるだけだから。失敗しようがないのです。
比較:なぜ「サーバー」なのか?
夫に渡す道具は、簡単であればあるほど良いです。
| 道具 | 難易度 | 夫の成功率 | 備考 |
|---|---|---|---|
| オーケン | Lv.1 | ◎ 100% | 70度設定あり |
| 電気ポット | Lv.50 | △ 50% | 90度で冷ますのが魔境 |
| ケトル | Lv.99 | × 10% | 熱湯注意 |
特にオーケンウォーターは、余計な機能がない「物理ボタン」なので、タッチパネルで迷子になる心配もありません。
「赤と青のボタンを押すだけ」というシンプルさが、夫を神にします。
【体験談】深夜のキッチンで勃発した「温度戦争」
NOTE: Story: 「熱湯事件」と「冷水事件」
混合育児を始めたばかりの頃の話です。
私は疲れ果てていて、休日の夜のミルクを夫に任せました。「できたよー」
夫が持ってきた哺乳瓶を、念のため確認しました。
「熱っ!!!」手首どころか、持っただけで熱い。50度以上ありました。
「これで飲ませるつもり!?火傷させる気!?」
私は怒鳴りました。夫はしょんぼりして、「ごめん、よく分かんなくて…」と言い訳しました。翌週、リベンジの機会がありました。
夫は反省して、慎重に流水で冷ましていました。
長い。5分経っても戻ってこない。
やっと持ってきたミルクを、お腹を空かせた息子に飲ませると…「プイッ」
息子は一口飲んで押し返しました。
確認すると、完全に冷え切っていました(常温以下)。「冷ましすぎ!こんな不味いの飲めるわけないじゃん!」
泣き出す息子。うなだれる夫。イライラする私。
せっかく手伝おうとしてくれたのに、結果として全員が不幸になりました。サーバー導入後、この光景は消滅しました。
「お湯をこの線まで。水をこの線まで。振って終わり」
このマニュアルだけで、夫は「ミルク職人」へと生まれ変わりました。
「俺の調合、完璧じゃね?」とドヤ顔する夫を見て、私は思いました。
最初から道具を与えておけばよかったんだ、と。
実践編:夫を「ミルク職人」にする3ステップ
サーバーを導入するだけではダメです。
夫が迷わないための「仕組み」を作りましょう。
Step 1. 「黄金比率」を見つけて貼っておく
メーカー推奨の作り方をベースに、サーバーの温度に合わせた比率を割り出します。
(例:200ml作る場合)
- 粉を入れる
- お湯:80mlくらい(粉が溶ける最低限)
- 水:120mlくらい(適温になるまで)
一度ママが試して、「これだ!」という目盛りの位置を確認したら、
サーバーの側面に「お湯ここまで!水ここまで!」とマスキングテープで印をつけてください。
これなら思考停止で作れます。
Step 2. 「試し飲み」の儀式を廃止する
「手首に垂らして確認」という儀式。
あれは「毎回温度が違う」からやるのです。
サーバーで作る温度が正しいと分かれば、もう確認はいりません。
(※念のため哺乳瓶を触って確認する程度でOK)
「確認しなきゃ」というプレッシャーから夫を解放してあげてください。
Step 3. ミルカー(粉の小分け)を使う
夜間断乳記事でも書きましたが、
夫にとって「粉のすりきり計量」もハードルです。
粉もセット済み、お湯と水の量もテープで指示済み。
ここまでお膳立てすれば、失敗する方が難しいです。
周辺知識:サーバーのお湯は「ぬるくない」のか?
「サーバーのお湯(70〜75度)で、本当に殺菌できるの?」
「ぬるくて粉が溶け残らない?」
という疑問、理系パパほど気にします。
WHOガイドラインでは「70度以上」
WHOは、サカザキ菌対策として「70度以上のお湯」での調乳を推奨しています。
サーバー(エコモード・調乳モード)は、この基準を満たすように設計されています。
沸騰(100度)させる必要はありません。
(※日本の粉ミルクは高品質なので、70度あればサッと溶けます。溶け残りがある場合は、振る回数を増やせばOKです)
心配なら「お湯多め」で作る
もし「ぬるいのが心配」なら、お湯の比率を少し増やして、最後に流水で少し冷ませばいいだけです。
それでも、熱湯(98度)から冷ますより、75度から冷ます方が圧倒的に早いです。
「冷ます時間」というロスタイムを削れるのが、サーバーの最大のメリットです。

よくある質問 (Q&A)
Q1. 夫は「水道水で冷ませばいいじゃん」と言ってきます。
A. 「その水道代と時間はタダじゃない」と言いましょう。
流水で冷ます数分間、水を出しっぱなしにします。1日8回×数分。塵も積もれば水道代になります。
そして、その間、赤ちゃんは泣き叫んでいます。
「赤ちゃんのギャン泣きを5分聞くのと、月4,000円払うの、どっちが精神的コストが高い?」と聞いてみてください。
Q2. サーバーの水で作ったミルク、泡立ちませんか?
A. 泡立ちますが、問題ありません。
水を勢いよく入れると泡立ちます。
「壁に沿わせて静かに入れる」テクニックを夫に伝授してください。
また、多少の空気はゲップで出ますし、最近の哺乳瓶(ドクターベッタなど)は空気を飲みにくい構造になっています。
Q3. お湯だけで作って、湯冷まし(ボトル)で割るのはダメ?
A. 衛生管理の手間が増えます。
湯冷まし(一度沸騰させて冷ました水)を別のボトルで保管する場合、そのボトルを毎日消毒し、中の水を毎日作り変える必要があります。
それを夫ができますか?ママの仕事が増えるだけです。
サーバーなら、冷水タンクの中で常に衛生的に保たれた「湯冷まし(代わりの水)」が出てきます。
Q4. 外出先でのミルク作りはどうすれば?
A. そこは液体ミルクの出番です。
家ではサーバー、外では液体ミルク(アイクレオなど)。
「粉とお湯」にこだわる時代は終わりました。
便利な道具を使い分けるのが、令和の賢い育児です。
まとめ:下手なんじゃない。道具が悪いんだ
ミルク作りで夫を怒るのは、今日で終わりにしましょう。
怒られる夫も可哀想だし、怒るあなたも疲れるだけです。
- 温度調整の失敗は、感覚で作るから起こる。
- ウォーターサーバーで、調乳を「数値化・自動化」する。
- 失敗しない環境があれば、夫は喜んでミルク当番をしてくれる。
「パパのミルク、いつも美味しいねー!」
そう言って赤ちゃんがゴクゴク飲む姿を見れば、夫の自己肯定感は爆上がり。
それは、ママの自由時間を増やすための、最高の投資になるはずです。
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